「新NISAを始めたいけど、毎月いくら積み立てればいい?」
「1万円では少なすぎる?」
「できるだけ多く投資した方がいい?」
新NISAを始めようと思ったとき、積立金額について悩む人は多いのではないでしょうか。
私自身も新NISAを始める前は、毎月いくら投資するべきなのかかなり悩みました。
将来の資産形成を考えると、できるだけ多く投資したい気持ちもあります。
一方で、投資にお金を回しすぎて毎月の生活が苦しくなってしまえば、長期間続けることは難しくなります。
そこで私は、**「最大限投資すること」よりも「無理なく長く続けられる金額を決めること」**を重視しています。
この記事では、20代会社員の私が新NISAの積立金額を決めるときに考えたことをもとに、
- 新NISAの積立額に正解はあるのか
- 毎月いくら投資すればいいのか
- 積立金額を決めるときのポイント
- 月1万円・3万円・5万円の違い
- 私が積立額を決めた方法
について、投資初心者向けに解説します。
※この記事は投資を勧めるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身で行ってください。
新NISAの積立額に正解はない
結論から言うと、新NISAの積立額に「全員共通の正解」はありません。
新NISAには大きな非課税投資枠がありますが、必ずしも限度額まで投資する必要はありません。
例えば、
- 毎月1万円
- 毎月3万円
- 毎月5万円
- 毎月10万円
など、自分の収入や生活状況に合わせて積立額を決めることができます。
大切なのは、
「いくら投資するか」だけではなく、「その金額を無理なく続けられるか」
です。
毎月10万円投資できる人もいれば、1万円から始める人もいます。
収入や家賃、生活費、貯金額などが違う以上、他人と同じ金額を投資する必要はありません。
新NISAの積立額を決める前に考えたいこと
積立額を決める前に、まず自分のお金の使い方を整理してみることをおすすめします。
① 毎月の生活費を確認する
最初に確認したいのが、毎月どのくらい生活費がかかっているのかです。
例えば、
- 家賃
- 食費
- 水道光熱費
- スマートフォン代
- 通信費
- 保険料
- 交通費
- その他の固定費
などがあります。
投資額を決める前に、まず生活に必要なお金を把握しておきましょう。
投資を優先しすぎて、毎月の生活が苦しくなってしまっては長続きしません。
② 急な出費に備える
投資に回すお金とは別に、すぐに使える現金を準備しておくことも重要です。
例えば、
- 病気やケガ
- 引っ越し
- 家電の故障
- 冠婚葬祭
- 急な交通費
- 一時的な収入減少
など、予定していなかった出費が発生する可能性があります。
投資したお金は価格が変動するため、必要になったタイミングで必ずしも元本を維持しているとは限りません。
そのため、近いうちに使う予定のお金や、生活に必要なお金まで投資に回さないことが大切です。
③ 毎月の貯金額を決める
資産形成は投資だけではありません。
近い将来に使う予定のお金は、現金として貯めておく方法もあります。
例えば、
「数年以内に車を買いたい」
「引っ越しをする予定がある」
「まとまった支出が予定されている」
という場合、そのためのお金まで投資に回す必要はありません。
貯金と投資を分けて考えることが、無理なく資産形成を続けるポイントです。
④ 残った余裕の中から投資額を決める
生活費や貯金に回す金額を考えたうえで、残った余裕から投資額を決めます。
イメージとしては、
収入 → 生活費 → 必要な貯金 → 投資
という順番です。
もちろん、実際のお金の管理方法は人によって違います。
大切なのは、
「投資のために生活を我慢する」のではなく、「生活を維持しながら投資を続ける」
という考え方です。
私なら積立額をこうやって決める
私自身が積立額を決めるときも、「余ったお金を全部投資する」という考え方ではなく、まず生活とのバランスを考えました。
私が意識したのは次の4つです。
① 生活費を確保する
まず、毎月の生活に必要なお金を確保します。
投資を始めたからといって、日々の生活を極端に切り詰める必要はないと考えています。
② 急な出費に対応できるお金を残す
投資とは別に、すぐに使える現金も必要です。
突然の出費が発生したときに、投資資産を無理に売却しなくても済むようにしておきたいと考えました。
③ 毎月の貯金も続ける
資産形成を投資だけに任せるのではなく、現金の貯金も続けることを意識しています。
投資と貯金にはそれぞれ役割があるからです。
④ 無理なく継続できる金額を投資する
最後に、生活に余裕がある範囲で投資額を決めます。
最初から大きな金額を設定してしまうと、生活環境が変わったときに積立を続けることが難しくなる可能性があります。
そのため私は、
「今月だけ頑張れる金額」ではなく、「何年も続けられる金額」
を考えることが大切だと思っています。
月1万円・3万円・5万円では何が違う?
積立額によって、将来の資産形成のスピードは変わります。
ここでは代表的な金額について考えてみます。
月1万円の場合
月1万円は、投資初心者でも比較的始めやすい金額です。
「いきなり大きな金額を投資するのは不安」
という人でも、少額から投資を経験できます。
また、毎月の負担が比較的小さいため、投資を習慣化するきっかけにもなります。
実際に月1万円を20年間積み立てた場合のシミュレーションについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 新NISAは月1万円でも意味ある?20代投資初心者が少額から始めるメリットを解説
月3万円の場合
月3万円になると、月1万円と比べて毎月の投資額が大きくなります。
生活とのバランスを取りながら、ある程度しっかり資産形成を進めたい人にとって、一つの選択肢になります。
ただし、月3万円が全員に適した金額というわけではありません。
家賃や生活費などによって、無理なく投資できる金額は変わります。
月3万円を20年間積み立てた場合についてはこちらの記事でシミュレーションしています。
→ 新NISAで月3万円積立すると20年後はいくら?複利効果を初心者向けに解説
月5万円の場合
月5万円を投資できれば、毎月の資産形成に回す金額はさらに大きくなります。
収入や生活費に余裕があり、将来に向けて積極的に資産形成したい人にとっては選択肢の一つです。
ただし、月5万円を投資することで生活が苦しくなるのであれば、無理に5万円にする必要はありません。
月5万円を20年間積み立てた場合のシミュレーションはこちらの記事で紹介しています。
→ 新NISAで月5万円積立すると20年後はいくら?20代会社員が資産形成をシミュレーション
投資額を増やすことだけが正解ではない
新NISAを始めると、
「もっと積立額を増やした方がいいのでは?」
と考えてしまうことがあります。
確かに投資額が増えれば、同じ運用条件なら将来の資産額も大きくなります。
しかし、投資額を増やすことで、
- 生活費が足りなくなる
- 貯金ができなくなる
- 趣味や交際費を極端に削る
- 投資の値下がりが怖くなる
- 積立を途中でやめてしまう
といった状態になるなら、無理をする必要はありません。
長期投資では、投資額を最大化することより、継続できる環境を作ることも重要です。
収入が増えたら積立額を増やす方法もある
最初から大きな金額を設定する必要はありません。
例えば、
最初は月1万円
↓
収入が増える
↓
月2万円
↓
さらに余裕ができる
↓
月3万円
というように、生活状況に合わせて少しずつ積立額を増やす方法もあります。
反対に、
「今月は出費が多い」
「一時的に収入が減った」
という場合には、積立額を減らすことも選択肢です。
一度決めた金額を絶対に維持しなければいけないわけではありません。
積立シミュレーションを使って将来をイメージする
「毎月いくら投資すればいいのか分からない」
という場合は、積立シミュレーションを使ってみるのもおすすめです。
例えば、
- 毎月1万円
- 毎月3万円
- 毎月5万円
- 投資期間20年
- 想定利回り
などの条件を変えて比較できます。
SBI証券にも積立シミュレーションがあります。
例えば、
「月1万円と月3万円ではどれくらい違うのか」
「20年ではなく30年ならどうなるのか」
といった形で確認すると、自分が目標とする資産額に対してどのくらいの積立が必要なのか考えやすくなります。
ただし、シミュレーションで設定する利回りは将来の運用成果を保証するものではありません。
実際の市場では価格が上昇することもあれば、下落することもあります。
そのため、シミュレーションは将来の金額を予測するものではなく、資産形成を考えるための目安として利用しましょう。
私が新NISAでS&P500を選んだ理由
私自身は現在、S&P500への積立投資をしています。
新NISAを始める前は、オルカンとS&P500のどちらを選ぶか迷いました。
オルカンは世界中の株式に分散できる一方、S&P500はアメリカの主要企業に投資するという特徴があります。
最終的には、私は長期的なアメリカ企業の成長に期待したいと考え、S&P500を選びました。
ただし、これはあくまで私自身の投資判断です。
「20代ならS&P500を買うべき」という意味ではありません。
オルカンとS&P500の違いや、私が比較した過程についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
→ オルカンとS&P500はどっちがおすすめ?20代会社員の私が比較してS&P500を選んだ理由
また、オルカンとS&P500を両方購入する場合についてはこちらの記事で解説しています。
→ オルカンとS&P500を両方買うのはあり?メリット・デメリットを20代投資初心者向けに解説
積立額だけでなく投資先も考える
毎月の投資額を決めても、「何に投資するのか」が決まっていなければ新NISAを始めることはできません。
投資初心者の場合は、投資信託の選び方も重要です。
新NISAで投資信託を選ぶときに確認したいポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 新NISAの投資信託はどう選ぶ?初心者が見るべき5つのポイント
また、初心者向けの投資信託についてはこちらも参考にしてください。
→ 新NISAでおすすめの投資信託3選|20代投資初心者が選ぶポイントを解説
投資を始めるなら「続けられる金額」を優先しよう
新NISAの積立額に絶対的な正解はありません。
月1万円でも、月3万円でも、月5万円でも、自分の生活に合っているのであれば選択肢になります。
大切なのは、
「他の人がいくら投資しているか」ではなく、「自分が無理なく続けられるか」
です。
私自身も新NISAを始める前は、
「もっと投資した方がいいのではないか」
と悩みました。
しかし、長期的に投資を続けることを考えると、生活を犠牲にしてまで投資額を増やす必要はないと考えるようになりました。
まずは自分の生活費や貯金とのバランスを確認し、そのうえで無理なく続けられる金額を決める。
そして、収入や生活環境が変わったら、その都度積立額を見直す。
これが私が考える、新NISAを長く続けるための方法です。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 新NISAの積立額に全員共通の正解はない
- 生活費を確保してから投資額を考える
- 急な出費に備える現金も必要
- 貯金と投資を分けて考える
- 月1万円から始める方法もある
- 収入に余裕があれば積立額を増やすこともできる
- 投資額を増やしすぎて生活を苦しくしない
- シミュレーションは将来を考えるための目安として使う
- 自分が長期間続けられる金額を選ぶことが重要
新NISAは長期的な資産形成に活用できる制度ですが、投資には元本割れのリスクがあります。
「人気だから」「周りが月5万円投資しているから」という理由だけで金額を決めるのではなく、自分の収入・生活費・貯金・将来の目標を考えたうえで、自分に合った積立額を決めることが大切です。
私自身もこれから投資を続けながら、実際の経験や学んだことをこのブログで発信していきます。
まずは無理なく続けられる金額から。長期的に続けられる仕組みを作ることが、資産形成の第一歩です。
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